高血圧手術の内容と具体的な手術法

最近テレビで見かける、高血圧の手術とはどんな手術?

もし、毎日飲み続けている降圧剤から解放されたら…、脳血管障害や心臓疾患に陥るリスクが低くなったら…、こんなにうれしいことはありませんね。もちろん高血圧は、まず薬に頼らずに、生活習慣の改善で治すことがベストです。しかし重症化すると、薬では血圧を下げることができなくなることもあります。

カテーテルを使って血圧を下げることもできるようです。“腎デナベーション”という手法です。血圧の高低は、脳と腎臓の間にある交感神経で信号をやりとりし、コントロールされています。この信号の量が多いと血圧は上がり、少ないと血圧が下がります。そして信号の量が調節できなくなり、多量に流れると血圧も上がります。この状態が高血圧です。腎デナベーションでは、血管が収縮すると血圧を上げるように、脳に送られていた信号を減らすことで、血圧の上昇を抑えます。

具体的な手術法は、まず太ももの付け根にある動脈から、カテーテルを挿入し、腎臓まで通します。そして腎臓のそばにある、血圧をコントロールする交感神経を、症状に応じて焼き切ります。手術時間は、だいたい1時間前後だそうです。

この方法により、平均値が160近くあった患者の血圧が、130まで下がったそうです。また海外でも、副作用はほとんどないそうです(しかし、全く効果がなかったという患者もいるそうです)。

まだ治験段階で、施術を行う病院も限られているようですが、興味がある人は、インターネットなどで、情報を集めてみてもよいかもしれません。

しかし、手術でも改善できるからと言って、生活習慣を元に戻し、不規則な生活をおくることだけは、決してやらないでください。