更年期高血圧の原因について

イライラ更年期は血圧に注意?!更年期高血圧について教えます

更年期・・・・女性にとってはちょっと気になる言葉ですよね。でも、更年期と高血圧というのは非常に密接な関係があるんです。女性の方には血圧の低い方が多いのですが、更年期になると急に血圧が急上昇することもあるんですって。ちょっと、更年期と高血圧の関係について考えてみましょう。

更年期まっさかりの会社のお局様のAさんは、いつもイライラ。Aさんのヒステリーはまさに地雷のよう!踏んだ人は、たとえ上司であっても平等に爆発していくのです。
「部長!経理の手続きはご存知ですよね!」
「あ・・・ご、ごめんねー。領収書をしまいこんじゃっていて・・・・」
「しまいこんじゃって、で通るような話なら私、こんなことを部長に申し上げることなんてありませんっ!手続きの、マニュアルはお読みになりましたっ!?だいたい、会社のルールを上の人が破るということが問題なんですっ!こういう手続きを・・・・」
フロア中にキンキンと響き渡るAさんの声が急に止まり、周囲の人たちは「ど、どうしたのかしら?」と思っていたら、急にAさんが頭を押さえながら座りこんでしまいました。何と、Aさんは血圧が急激に上昇して倒れてしまったのです。騒然とするフロア!

そもそも更年期というのは女性ホルモンのエストロゲンが減少することによっておこる身体の不具合を指します。エストロゲンは自律神経の働きと密接な関係があります。自律神経は体温調節、睡眠、発汗といった現象に大きく作用するので、エストロゲンの減少によって更年期障害の「不眠」「寝汗」「動悸」「めまい」という症状を引き起こすんですよね。もちろん、自律神経はメンタルの部分にも影響します。Aさんがいつもイライラしているのはおそらく更年期障害によるメンタル障害だと考えられます。

実は、このような更年期障害の「不眠」「寝汗」「動悸」「めまい」といった自覚症状が血圧を不安定にしていると考えられています。例えば不眠は身体の疲労を蓄積させますよね。疲労は身体をストレス状態にさせますので、血圧が上昇しやすくなるのです。また、動悸やめまいといった自覚症状は「病気かもしれない・・・」という不安を招くもの。このような不安感も血圧を上昇させるのです。

また、エストロゲンの減少そのものも血圧を上昇させることが分かっています。エストロゲンが自律神経の働きと密接な関係があることは先ほど申し上げましたが、自律神経は血圧をつかさどる働きをしていることから、基本的に更年期というのは血圧が上昇しやすいということが言えるでしょう。

幸いなことに、Aさんはしばらく安静にしたあと、医師の勧めによって更年期外来を受診したんだそうです。ホルモン療法や生活習慣の改善によって、Aさんの更年期障害はずっと軽くなったんだそうです。自分が更年期高血圧だと自覚したAさんはそれ以後、体調管理に一層気をつけるようになったとか。そしてAさんの体調が良くなるにつれて、フロアの雰囲気もハッピーになったそうですよ。

女性の方はそもそもが低血圧の方が多く、高血圧、特に更年期高血圧について知識が乏しいことが多いそう。自分の体を守るために、健康について日ごろから正しい知識を身につけたいものですよね。