高血圧の基本知識の紹介

自覚症状はないけど怖い病気!サイレントキラー・高血圧の恐怖

先日、実家に帰った時のことなんですが、台所のテーブルに見慣れぬ薬袋が。
「これは?」と聞けば、母が額に皺をよせて
「実はお父さん、高血圧って会社の健康診断で言われてさ・・・・」

あらー。元気だけが取り柄だったうちの父ですが、とうとう健康診断で引っかかるようになってしまいましたか。ちょっとショックでした。でも、私には疑問が。そもそも、高血圧っていうのはどうして「いけない」んですかね?健康診断でひっかかる、ということは健康的な観点から高血圧というのは「あってはならない」ということですよね。それはいったいなぜなのか?

まず、私達の体には血管がたくさん張り巡らされていることはご存じですよね。私達の血管を庭で水撒きする時に使う「ホース」だと考えてください。高血圧というのは、この「ホース」の中に常時水が沢山流れている状態なんだそうです。ホースを押し広げたり、ホースの内部を傷つけるくらいの圧力で常時水が流れていたら・・・・そう、ホースがそのうち駄目になって水漏れしちゃいますよね。

ホースの水漏れだったらまあ、買いかえればいいんですが、血管はそうはいきませんよね。実際、血管というのは傷がついたらなかなか修復が難しいんだそうです。不幸にして血管が切れてしまったらその場所を治すのは至難の業。特に切れた血管が脳の血管だったら・・・・死に至りますよね。脳の血管が切れる脳卒中というのは高血圧の人にとても多いんです。

また、ホースに常時沢山の水が流れている、ということは、それだけ蛇口からたくさんの水が送り出されている、ということですよね。私達の体は心臓によって血液が体中に送られているわけですから、高血圧は心臓にも多大な負担をかけるんです。高血圧ということは・・・・そうです、心臓はたくさんの血液を体に送り出すためにいつも一生懸命働かされているわけです。うう、可哀想な心臓!と、いうわけで、高血圧の人は心臓病にもなりやすいと言われています。高血圧が狭心症や心筋梗塞を引き起こすのはこういうことなんですね。

高血圧は血管や心臓に負担をかけることから、私達の健康に悪影響を与えます。特に、高血圧は心臓や脳といった私達の生命をつかさどる器官に決定的なダメージを与えるということを覚えておきましょうね。最後に、高血圧の恐ろしいところは「自覚症状がない」ということ。そうなんです、高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれることもあるんですよ。そう、足音もなくあなたに忍び寄り背後から襲いかかる黒衣の暗殺者のようなイメージですね。

そんな凄腕の暗殺者をどうやって撃退したらいいのかしら?それはやはり定期的な検診を受けるしかなさそうです。また、塩分を控える、禁煙する、適度な運動をする、など、生活習慣を改めることで血圧を安定させることも可能です。自覚症状がないから、といって油断せず、検診をうけたり、日常生活の中で血圧を安定させるように意識することが大切ですよ。